【マツダ2】5年目(2回目)車検費用を10万円未満に圧縮〈2025〉

ディーラー車検は高い――そう思い込んでいませんか？

私が体験した、マツダ2（5年目・2回目車検）のディーラー車検は、 見積もり約14万円 → 実費9.3万円（エンジンオイル交換なし） まで圧縮できました。

本記事では、実際の費用明細と「削ってよかった」判断基準を公開します。

今回かかった総額 92,690円

車両のスペック

車名・型式	マツダ2（DJLFS /1.5Lガソリン）
車検回数	2回目（初回登録から5年目）
走行距離	約20,000km
用途	通勤のみ（年間5,000km程度）

費用明細

※表示価格は一例です。地域や車両状態で変動しますので、あくまで参考としてご覧ください。

法定費用：43,850円

項目	金額
自賠責保険	17,650円
自動車重量税	24,600円
印紙代	1,600円
小計	43,850円

法定外費用：48,840円

項目	金額
24か月点検基本料	23,870円
継続検査料	11,110円
入庫値引き（早期予約）	▲2,200円
ブレーキフルード交換（工賃）	4,290円
ブレーキフルード（部品）	1,320円
車検代行手数料	10,450円
小計	48,840円

総額：92,690円

初回見積もり約140,000円 → 不要項目をカットし、約47,000円の節約に成功！

車検の流れ

1. 事前予約：電話で来店日時を確定
2. 10:00 入庫：概算見積もりを確認
3. 昼過ぎ：電話で最終見積もりを承認（追加なし）
4. 翌日 17:00：洗車付きで引き取り・支払い

提案オプションと判断のポイント

ブレーキフルード交換

• 目的：ブレーキ性能の維持
• 判断ポイント：2年ごと（車検サイクル）
• 今回の判断：5年目 → 実施

エンジンオイル/オイルエレメント

• 目的：エンジンの保護/不純物の捕捉
• 判断ポイント：6か月または5,000kmごと （標準使用なら1年または10,000km）
• 今回の判断：前回交換から走行距離が短いため→見送り

下回り防錆コーティング

• 目的：融雪剤・潮風による腐食防止
• 判断ポイント：海沿い・降雪地域か
• 今回の判断：内陸・積雪少→不要

冷却水添加剤

• 目的：冷却水性能の補助
• 判断ポイント：LLC寿命サイクル（初回9年 or 18万km）
• 今回の判断：寿命内→不要

メンテナンスパック

• 目的：点検・交換のセット割引
• 判断ポイント：オイル交換頻度や点検の必要性
• 今回の判断：走行距離が短く、半年点検の必要性が低かったため →不要

パックに含まれる頻度・内容が自分の利用状況と合わなかった」ことが見送り理由です。

【ポイント】

不要オプションを事前に候補としてメモしておくと、見積もり時に判断がスムーズです。
特に「冷却水添加剤」「防錆」「メンテパック」は不要になるケースが多いため要チェックです。

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こうした取捨選択のポイントはマツダ2に限らず、あらゆる車種のディーラー車検でも役立ちます。

【ToDoチェック】車検費用を抑える5つのステップ

1. 見積もり前に不要候補をメモ
   • 防錆 / 冷却水添加剤 / メンテパック など
   • 入庫時に「これらは外してください」と伝える
     
2. メンテナンスパックのコスパ確認
   • 単品価格で必要分を足し算し、パックと比較
   • 高ければ加入、安ければ単品で対応
     
3. 取扱説明書で LLC（冷却水）の寿命を確認
   • 取説を読み、まだ寿命内なら添加剤は不要
     
4. 走行エリアをチェックして防錆の要否を判断
   • 雪・潮風・屋外保管 → 実施
   • ガレージ・内陸部 → 見送りOK
     
5. 劣化しやすい消耗品だけは安全第一で実施
   • ブレーキフルード：2年ごと
   • エンジンオイルは6か月または5,000kmごと（標準使用なら1年または10,000km）
   • オイルエレメントは6か月または5,000kmごと（標準使用なら1年または10,000km）

【ポイント】
削る判断だけでなく、「実施すべき整備」を見極めることも大切です。
命に関わる部分はケチらず、安全第一で。

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