中国のスーパーは、暮らしや文化がそのまま映し出される場所です。
入口の設備から日用品、野菜や果物、肉売り場まで歩いてみると、日本との違いが次々に見えてきます。
本記事では、写真とともに「入口 → 日用品 → 野菜・果物 → 肉売り場」の順に紹介していきます。
- 中国スーパーの売り場の特徴とポイントを詳しく把握できる
- 商品サイズと売り方の違いを具体例でより深く理解できる
- 買い物を通じて中国の生活文化を身近により実感できる
【まだご覧になっていない方へ:これまでの中国帰省記の様子はこちら】

入り口:電動カートと自動ゲート

入り口には電動カートが並んでおり、料金を支払えば店内で利用可能。
今回訪れた店舗は特別大きなスーパーではありませんでしたが、こうした設備があるのは興味深い点です。

入店時にはシンプルな自動ゲートを通過する仕組み。
セキュリティや会員制というより、入退店の流れを整理するための設備という印象でした。
【ポイント】
中国スーパーの入口には、電動カートや自動ゲートが設置されている店舗が多く、買い物スタイルや運営の工夫を感じられます。
日用品売り場

売り場にはニベアやDove、LUXといった、日本でもおなじみのブランドがずらり。
海外にいながらも、馴染みの商品を見かけると、ちょっと安心します。

ただし、販売されている商品のサイズや形態は大きく異なります。
【ポイント】
中国のスーパーは「大容量&セット売り」が基本。
同じブランドでも、生活スタイルの違いがそのまま商品に反映されています。
野菜・果物売り場

野菜売り場は彩り豊か。
唐辛子は種類が豊富に山盛り、茄子は日本のものより長くて大きいサイズが目立ちました。

果物ではスイカが特に印象的で、日本のものの倍近いサイズも。
その奥にはドリアンが山積み。密閉されていないため強烈な匂いが漂っていましたが、現地の人は平然と買い物していました。

また、少し傷みのある野菜や果物をまとめた「見切り品コーナー」もあり、日本のスーパーと共通する部分も見られました。
【ポイント】
中国スーパーの野菜や果物は「サイズの大きさ」と「種類の多さ」が特徴。
唐辛子やドリアンなど、地域特有の食材に出会えるのも魅力です。
肉売り場

鶏肉コーナーには、手羽やモモ肉と並んで鶏爪(とりあし)が普通に売られていました。
揚げたり味付けしたりして、おつまみとして人気があるそうです。

大きな肋骨の塊や豚足も当たり前に並び、日本のスーパーとの違いを強く感じました。

さらに、腸詰ソーセージ専用のコーナーもあり、干したものから生のものまで種類が豊富でした。
【ポイント】
肉売り場は「部位の多様さ」と「売り方の大胆さ」が特徴的。
日本ではまず見かけない商品が並び、食文化の違いを強く実感します。
ここまで、入口から日用品、野菜や果物、肉売り場を中心に紹介しました。
どの売り場も日本とはひと味違い、中国の生活文化がそのまま並んでいる印象です。
次回はさらに奥へ進み、豆腐や魚介、調味料、お菓子、そしてレジの様子まで紹介します。
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